就職支援事業
平成26年7月28日(月)午後3時から、クサツエストピアホテルにおいて、滋賀経済産業協会との共催により、理系4大学(滋賀県立大学、龍谷大学、立命館大学、長浜バイオ大学)の就職担当者と企業の役員・人事担当者との意見交換会を初めて開催しました。
この意見交換会は、理工系学部の卒業生の就職を希望する企業の役員・人事担当者の方と理系大学の就職担当者にご参加いただき、就職をめぐる最近の動向やそれぞれのニーズ等について意見交換と情報共有を行うことを目的に開催したものです。当日は32社から36名、4大学から8名、滋賀経済産業協会から4名など合計48名が参加しました。
開会冒頭、滋賀経済産業協会の北川鉄樹専務より、県内の中小企業の就職内定・決定は厳しい状況が続いており人手不足感が高まりつつあること、意見交換会を契機に今後人手不足解消に向けた取り組みを更に強めていきたい旨の挨拶がありました。また、滋賀経済産業協会アドバイザー(滋賀県立大学名誉教授)の三好良夫氏より、理系学生の就職をめぐる現状や今後の課題等について報告が行われました。続いて、各大学就職担当者より、今年度の学生の就職内定状況等について詳しく説明・報告が行われました。
報告の後、参加した企業と大学の参加者から自己紹介、採用を希望する人材像、大学に対する要望等があり、意見交換を行いました。下記のような意見や要望が出されました。
○平成27年度卒業生から就職・採用活動のスケジュールが後ろ倒しに変更されることについて、各大学ではどのように対応するのか。
○学生の就職に対する考え方や価値観等について、どのように指導しているのか。
○理系の専門分野が広がっており、理系の定義をどのように考えているのか。など。
参加者から多くの意見や要望が出されましたが、終了時間となったので一旦意見交換会は終了しました。閉会にあたり、縄本敏事務局長より、有意義な意見交換が行われたこと、今後もこうした取り組みを継続する予定であること、引き続き懇親会で意見交換をお願いしたい旨の挨拶がありました。
なお、午後5時30分から会場を移動して懇親会を開催し、各テーブルに分かれて和やかな雰囲気のもとで情報交換や懇談が行なわれました。