課題解決支援事業
環びわ湖大学・地域コンソーシアムでは、大学と地域との連携・交流を深めることを目的に、毎年、大学地域交流フェスタを開催しています。今年は12月3日(土)午前10時から「大学と地域・市民と学生の持続可能な交流」をテーマに、加盟自治体の協力を得て、東近江市の市民活動推進交流会「わくわくこらぼ村」内で開催しました。当日は、県内の大学関係者、学生、自治体関係者、地域一般の方々など約300名が参加されました。 今回、初めて地域住民の皆様が集まるイベント会場で実施することにより、コンソーシアムが支援した11のプロジェクトの報告・発表に加え、県内の大学や学生が参加した取組みを地域の方々に知っていただく機会となり、活発な意見交換・交流が行われました。
≪開村式・代表挨拶≫
当日は、午前10時から、東近江市の市民活動推進交流会「わくわくこらぼ村」の開村式があり、コンソーシアムを代表して びわこ学院大学 賀川 昌明学長から開会の挨拶を行い、続いて、滋賀医科大学湯浅副理事・学生課長から本コンソーシアムの取組みや今年のテーマ、東近江市での開催経緯などについて、説明が行われました。
≪ポスター展示発表会≫
東近江市市民活動推進交流会「わくわくこらぼ村」情報プラザでは、午前10時から、コンソーシアムが支援した11プロジェクトのポスター発表を行いました。また、来場者も評価に参加していただき、ポスターや活動報告内容が「素晴らしい」と感じる取組をひとつ選び「いいね」と思う活動報告に来場者自身がシールを貼付するなど、大学や学生が参加した取組みを地域の方々に知っていただく機会となったと考えます。 (その評価結果の上位3プロジェクトを表彰)
≪活動報告会(ステージ発表)≫
午前11時30分からは、ステージで活動報告会を行い、コンソーシアムが支援した11プロジェクトの活動発表が行われました。学生たちは、発表時間が限られるなか、参加した一般の方々にもわかりやすいよう活劇で発表を行うなど、それぞれ工夫を凝らした発表が行われました。
また、学生たちには、東近江市の「三方よし商品券」を昼食に活用していただくなど、地域との繋がりを持てる機会も作りました。
≪閉村式・活動奨励賞発表≫
14時40分からは、「わくわくこらぼ村」会場ステージで閉村式に先立ち、滋賀県立大学 秦地域連携推進グループ主幹から、スタンプ数の多かった上位3プロジェクトの発表があり、続いて、東近江市南川企画部長から表彰状の授与を行い、合わせて副賞の地域の特産品を贈られるなど、学生は地域を知る良い機会となりました。
【活動奨励賞の3団体】
○ 立命館大学サービスラーニングセンター・草津市環境経済部農林水産課
「草津野菜の地産地消サポート、農業生産者および消費者の高齢化対策、生産者と消費者がつながる環境づくり」
○ 龍谷大学 農学部食料農業システム学科・東近江市愛東支所
「未来につながる『儲かる農業経営』」
○ 長浜バイオ大学・長浜市総合政策部総合政策課
「理系人材を育てる“サイエンスカフェ”の開催」