お知らせ
滋賀県をはじめ、環びわ湖大学・地域コンソーシアムでは、「君が知りたいこと、やりたいこと」を合言葉に、子ども達がワクワクする体験づくりを応援しています。
2023年7月9日(日)に滋賀ダイハツアリーナフェスタ2023が開催され、龍谷大学と立命館大学の学生が出展しフェスタを盛り上げました。
龍谷大学からは「三角柱で作る立体変形機構」が出展されました。
ヒンジジョイントでつながっているこの造形物※は、両手でギュっと押し込むと形が変形します。
意外な動きがクセになります。
動きが面白いこの仕組みは、数学を使ってデザインされています。
この造形物は3Dプリンターで作っているそうで制作に5時間必要だったとのこと。
普段はなかなか体験できないこの変わった動きは大人もさることながら子どもにとっても不思議で、なんでこんな動きをするんだろうかと何回もギュニュギュニュして自分なりに探求していました。
※龍谷大学の先端理工学部上木さんがSTEAMコモンズで製作されました。
立命館大学からは学生団体「potential」が電子廃材を使用したワークショップを出展しました。
電子機器が製作・廃棄される過程で出る廃材を単なるゴミととらえず、廃材を活かす活動をされています。
廃材は企業から購入することもあるのだそうです。
当日は廃材を使った指輪づくりを体験することができました。廃材を自分で選んでレジンで固めます。
皆さん集中して制作に没頭しています。
子どものアイデアとの相乗効果もあり、元々はゴミだったとは思えないくらい輝きのある素敵な指輪を作ることができました。
ゴミも見方やとらえ方を変えると新しい役割があるんだ、ということを学べたのではないでしょうか。