【実施報告】滋賀医科大学「いろんな顕微鏡で観るミクロの世界」

2024年度理系人材育成体験プログラム
b. 理系体験プログラム

滋賀医科大学「いろんな顕微鏡で観るミクロの世界」

開催概要

開催日程：　2024年10月27日（日）　第1回　10：00～10：45　、第2回　11：00～11：45
開催場所：　滋賀医科大学
参加者数：　小学5年生：4名、小学6年生：4名、中学1年生：6名、中学2年生：1名、保護者等16人

光学顕微鏡と電子顕微鏡の説明の後、マウス腎臓切片をそれぞれの顕微鏡で観察しました。次に、走査型電子顕微鏡にセットされた、マウス気道、髪の毛、アリ、クモ、蛾の羽、葉の気孔を参加者全員で観察しました。終了後のアンケートでは、全員から、「楽しかった。」「とても楽しかった。」「内容を理解できた。」との回答がありました。また、感想には、「目では見られないものが観られて楽しかった。貴重な経験ができた。」などが書かれており、楽しみながら学びの時間を過ごせました。今回は、普段では見られない電子顕微鏡を見ていただき、保護者も含めて貴重な体験になったようでした。

講師・担当教員からのコメント

なるべく平易な言葉と比喩を用い、光学顕微鏡と電子顕微鏡の原理を説明しました。普段では見ることができない腎臓や虫などの微細構造を電子顕微鏡で見てもらい、ミクロの世界を楽しんでもらえたと思います。時間が限られていたため、病気の説明や、ほかの実験機器の体験ができませんでしたが、多くの参加者の知的好奇心を刺激できたのではないかと思います。